アラブ首長国連邦アブダビとドバイの他
ドバイに来る以前は、ドバイがアラブ首長国連邦の一つという事はなんとなくわかっていたのだが、恥ずかしながらUAEの首都がアブダビであり、7つの首長国があり、その中でアブダビがUAEの中で一番大きな領土だという事さえ知らなかった。
1971年に連邦結成がされ、アブダビ、ドバイ、シャールジャ、アジュマーン、ウンムアル＝カイワイン、フジャイラの6つと1972年にラアスアル＝ハイマの合計７つの首長国で成り立っている。
最大都市がドバイであり、アブダビとドバイで連邦予算8割と1割を、残り1割を連邦政府が負担しているので、5つの首長国は負担してないらしい。
とは言え、アブダビとドバイ以外は世界的な知名度も低くて、ドバイの隣にあるシャールジャとアジュマーンは聞いた事があるが、あとの３つは聞いた事もない。
で地図上で見ると、圧倒的に広いのがアブダビで、その東隣がドバイ、そのまた東隣にシャールジャがあり、そのシャールジャの中にアジュマーンがあり7つの中で一番小さい。
シャールジャの東隣がウンムアル＝カイワイン（何故名前に＝が付くのかはわからない？？）、その東隣がラアスアル＝ハイマとなっておりフジャイラのみペルシャ湾（アラビア湾）に面してなくて、オマーン湾に面しているのだ。
しかも土地の大部分は山岳地帯なのである
で、面白いのがオマーンという国は、アラブ首長国連邦の中に離れて実は存在しているのだ。
オマーン領飛び地と言うらしい。これには驚いた。
アラビア湾とオマーン湾の間にあるホルムズ海峡に面している所は、UAEだと思いきや実はここはオマーンなのである。
下の絵にある緑色の先っぽはオマーンである。
で、この7つの首長国であるがドバイは国際都市なので色々な人が居るのでイスラム教の戒律も割と緩く開放的だ。
ところが直ぐ隣のシャールジャは最も厳格なイスラム教国らしく、お酒も売ってないらしい。殆どがインドやパキスタンの人らしい。肌の露出もNG、大学などの学校も男女別だそうだ。
で、その隣のアジュマーンはドバイよりも緩いらしくお酒も安いので、ドバイから買出しに行くらしいがシャールジャを通ってドバイに帰るので、シャールジャで見つかると没収されるらしいので昼間に行くらしい。
厳密に言うと、シャールジャとフジャイラとラアスアル＝ハイマは飛び地になってるのだが、なぜこんな飛び地になってしまったのかはよくわからない。
多分、こっちの方には駐在期間中に行く機会はないと思う。。
