フランス語圏

中東アフリカはアラブ語、英語とフランス語圏がある。
中東では殆どがアラブ語と英語が共通言語であるが、その中でもレバノンだけは歴史上フランスに統治されてたので、フランス語を話す人が多いらしい。
ドバイにも多くのレバノン人が住んでおり、先日ゴルフで一緒になったおじさんもレバノン人だった。
彼はフランスに7年位住んでて、フランスとレバノンの両方の国籍を持っていると言っていた。

それから北アフリカの中でも西部に属するチュニジア、アルジェリア、モロッコもフランス語とアラブ語が主言語のようだ。アラブ語は湾岸諸国のアラブ語とは少し違うらしくなかなか通じないようである。中国語の北京語と広東語ほどの違う言語ではないが、青森県と鹿児島県位の差があるのであろうか?
で、この3カ国の人はあまり英語は喋れないらしい。英語を話す人も中にはいるが割とまれだそうだ。
日本と同じくらいなのであろうか?もう少しいるような感じだとは思う。

次に西アフリカの人も現地の言葉とフランス語を話すらしい。
西アフリカのコートジボアールと言う国があるが、République de Côte d’Ivoireと書くらしいが
いかにもフランスっぽい。このように西アフリカはフランス語圏である。

一方東アフリカ、ケニア、エチオピア、タンザニアなどマラソンで有名な国が多いが、ここは現地のスワヒリ語と英語圏のようである。最近日本企業でもケニアのナイロビに結構進出している企業があるようだ。

南部アフリカは南アフリカを代表に英語圏であるが、ここは中東のドバイのように各国から人が出稼ぎで集まってくるので、フランス語を話す人もいるだろう。

ドバイで仕事をすると中東+北アフリカもしくは中東+アフリカなので、フランス語を話せるスタッフがいると便利である。レバノン人を雇っている会社も多いのは恐らくそれも考えてるからだろう。
北アフリカの人はフランス語とアラブ語が喋れても、英語が話せないと我々駐在員とコミュニケーション出来ないし、南アフリカでフランス語を話せる人がどの位いるのか、ナイジェリア辺りは人口が多いのでフランス語も英語も使える人もいるだろうか?
今後のアフリカビジネスをする上では結構悩みどころである。

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