ドバイの歯医者（続き）
歯が痛くて歯医者に行ったのだが、結局歯茎の問題という事で2回目は綺麗に掃除をしてもらい終了した。
こんなに時間を掛けて掃除をしてもらったのは始めてだ。
日本の医者に歯の掃除というと、だいたい機械で歯を削って綺麗にしてもらうのが普通だと思っていたが、
ここのイラク人歯医者さんは、まず機械でする前に徹底的に糸を使って歯と歯の間を掃除する。
勿論自分では何年もそんな事をしてないので、場所によっては全く糸が入らない。
それを丁寧に時間を掛けて糸を通して（時々切れていた）ようやく通してもらった。
その後にやっと機械での削りだ。以前はたばこを吸ってたので結構歯の裏が茶色っぽくなっていたが、
煙草をやめてからはそこまで汚くないようで時間が掛からなかった。
最後の仕上げに口を思いっきりあけるマウスピースを使って、ピンク色のリキッド状のものを歯全体に塗られて5分間その状態にされた。
先生が推薦してきたのが、電動歯ブラシである。
フィリップス製の電動歯ブラシが良いとの事でカタログをもらい、その先生お勧めのモデルも教えて貰った。
それからFlossというものも良いと推薦された。両方買うと結構な金額がするのだろうか、遠慮気味に推薦をしてた。
家に帰ってFlossのカタログを見て調べてて、何物かがわかった。これは糸ようじの代わりに歯と歯の間を、物凄い水圧で食べ残しを取り去るものである。
何処かの電気屋さんに行けばあるだろうと思って行ったが、薬屋さんやスーパーも幾つかの店に行ってみたが、
物によって電気屋さんの方が安かったり、薬屋さんの方が安かったりするのでドバイには定価というものはないと思う。
何年か前に電動歯ブラシを一時的に使った事が有ったが、その時には適当に買ったのでモデル名は覚えてないが、
今回のフィリップス製、歯医者さんが推薦するだけあって非常に繊細な動きで以前の物とは全く違う気がした。
やはりある程度お金を出さないとダメなのである。
ついでにFlossを使ってみた。これも又凄い！口を開けてると水が洗面台に飛び散るので注意が必要だ。
それくらい水の勢いがすごく、終わった後にうがいをしたら血が出たのか少し赤みがかった水だった。
電動歯ブラシは持ち運びケースも入ってて、そのケースに本体をしまったまま充電出来るのだ。
歯ブラシの寿命は3ヶ月、Flossと糸ようじを併用するとか、電動と手動を併用するとか色々と言ってる人がYouTubeで居たが、これは最近買った家電製品では驚きの一品だった。当面こいつにお世話になると思う。
イラク人歯医者さん有難う～
