アラブ首長国連邦(UAE)のドバイと日本人

アラブ首長国連邦のドバイには世界一と呼ばれるものがいつくかある。

    • 世界一高いタワーのブルジェカリファ
    • 世界一大きいショッピングモールのドバイモール
    • 世界一大きい室内スキー場のスキードバイ
    • 世界一大きな人工島のパームジュメイラ
    • 世界一豪華なホテルのブルジュアルアラブ

その他にも世界一と呼ばれるものがあるようであるが、建国が1971年と言うので今年でまだわずか50年である。それまでは地方の港町だったらしいが、1960年代に石油が発掘され大きく繁栄したが石油だけに頼らず大いに経済的に発展させたのは驚くべき事だと思う。最近の中国の深圳にも似ている気がするが、これだけ世界一に拘った国作りをした国は近代例を見ないのではないか。1番でしか記憶に残らない、2番では記憶に残らないと言うことを正に実現している国だと思う。

UAEとは7つの首長国で構成されており、日本ではドバイが一番有名であるが、実は首都はアブダビでアブダビ首長国がUAEの80%の面積を締め、政治と経済を支える事実上のUAEリーダー国である。

ドバイはUAEの第2の都市であり中東屈指の金融センターであり世界的な観光都市である。人口は約300万人であるが住民の約85%が外国人である。その内50%はインド人、パキスタン人13%、バングラデッシュ人7%と南アジア人が70%強であり現地のUAE人は15%程度しか居ない。

東洋人は言うと中国人10万人、韓国人1万人に対して日本人はわずか4,000人弱で、他のアジア諸国に比べると日本人の人数は増えていないようである。しかしながら街を走る車の70%は日本車であり、なんとUberで呼ぶとLexusが普通であるらしい。トヨタの高級車であるLEXUSは、こういう先進国で沢山売られているんだと言うことがわかった。日本人にとって実は住み易い国なのかも知れないと思うので、これから色々と調べたり経験を積んで行きたいと思う。



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