海外出張2回目はイラン

海外出張が出来るようになって(まだ会社によっては禁止されているが)4か月ほど経つが、会社でも営業は積極的に出張に出るようになってきた。
ドバイに来てから2回目の出張は未知のテヘラン(イラン)である。
アメリカの経済制裁などでイランの企業と取引するのは難しい状況が続いているが、色々あって出張する事にした。

エミレーツのアプリでテヘランの町は背景が雪山になってる写真が多いが、この時期はどうなのだろうかと思っていたが、
到着翌日の朝は天気が良くて北の方(山の方)に向かっていると、高速道路の向こう側に雪をかぶった山々が見えてきた。
快晴だったのでとても綺麗である。

イランと言うと、アメリカの経済制裁で入国したら以降アメリカに行きづらくなると(ビザを取得しないと行けないらしい)聞いていたが、今回イラン入国時にはパスポートにはスタンプも押されず、出国時にも押されなかったので多分問題はないのだと思う。入国も極めてスムーズでビジネスビザを提示しても目を通す事はなく、スタンプも押さずに、Are You Japanese ?と非常に好意的であった。
貧困な暮らしをしているかと思えば全くそんな事はなく、エジプトのようにごちゃごちゃしたり埃っぽいでもなく、
街は綺麗に清掃されて待ちゆく人々も普通であった。

予想はしていたが食事はケバブが中心だ。
知合いにつれて行ってもらった伝統的なイラン料理は羊肉を中心にしたケバブであるが、まあまあ美味しかった。
イラン料理は辛くないので食べやすいがなんせ量が多い。
3日間居たが食い過ぎで参った。

印象的だったのは、外からみるとイスラム色が非常に強く感じるが中身は全然違っていた。
街中には黒い服の女性も見る事はみるが、だいたいの女性はスカーフをかぶってるだけで、なんとイスラム教の人はそんなに多くないらしいのだ。我々日本人が無宗教のように彼らもあまり宗教心が強くないらしい。
だからモスクが少ないのだ。もちろん政府の規制が厳しく女性はスカーフを、お酒は禁止という事になっているが、
夜の喫茶店ではスカーフはせずにタバコを吸ってる若い女性がたくさん居た。

そんなこんなで初めてのイランは予想通りだったのは寒さ位で、人々は優しくおだやかで宗教心が強くなくイタリアンが多い町であった。確かにテヘランの町は確かに綺麗であるが経済制裁で毎地に食料の価格が上がっており、このままだと先行きが不安という人々が政府に対しておおいに不満を持っていたのが印象的だった。

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