中東アフリカのビジネスで気をつける事

中東アフリカでの仕事はお金の面が難しい。
先日ウガンダのオリンピック候補選手が日本で失踪して大騒ぎになってたが無事に保護?されたらしい。
テレビでインタビューしたのを見たが、ウガンダにいる家族を養うのに日本で働きたいとの事らしい。

スポーツの国際大会が先進国で開催されるとこのようなケースが多々あるようだ。
最近は発展途上国の事を言い換えて、新興国などというが先進国に向かってる途上の国には間違いない。
その新興国であるアフリカの選手は特に多いようだ。難しい問題だがその立場になったら先進国にいったら仕事がたくさんあって自国の通貨に換算すると凄い金額になるのだ。現実は違うのだが。

中東の湾岸諸国はサウジ、UAE、カタール、クウェート、バーレーンなどオイルマネーで潤ってるので、ワクチン接種率も高くビジネス上お金で苦労する事はあまりないのかも知れないが、実はそうでもないのである。
何年か前に日本のゼネコンがUAEから撤退してしまったように、お金を持ってても支払いが悪いとか逃げられてしまうとかいう事が有る事も事実だ。

しかし北アフリカやアフリカの国との取引は気を付けた方がいい。
前金で貰わない取引条件にしてお金を取り損ねた話は多く聞く。
いつまで経っても支払いがないと思ったら、いつの間にか消えてしまった取引先や、契約解除の際に膨大なお金を請求してくる会社や、既に首が回らなくなってる会社。
前金を条件に取引している会社でも為替の暴落など自分達でコントロールできない外的要因の場合もある。

更に難しいのは自国の企業を守るための法律が整っているので、取引を停止しようと思っても停止が出来ないとか、多くの費用を払って停止に至る事もある。
いずれにしても新興国はこれから経済的に発展するといって、競合先より取引を早く始めて先駆者利益を取ろうなんて考えてる人が多くいると思うが(自分もその一人)、慎重に行った方が良さそうである。

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